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電力難の韓国で 原発が突然故障

2013年08月21日 19:29

日本と同様に記録的な暑さが続き電力難に陥っている韓国で、全羅南道・霊光郡(전남 영광군)にあるハンビッ原発6号機(원자력발전소 한빛 6호기)が21日午後2時44分ごろ、突然の故障で運転を停止した。これにより、450万キロワット台を維持していた韓国の予備電力が午後3時現在、369万キロワットにまで低下した。原発を運営する韓国水力原子力(한국수력원자력)は「現在、故障原因を調査中だ」としている。韓国では厳しい残暑が続く中、現在、電力警報(전력수급 경보)の1段階目に当たる「関心(관심)」(予備電力400万キロワット以上500万キロワット未満)が発令されている。今回100万キロワット級の原発1基が運転を停止したことから、電力需給に深刻な支障が出ることが懸念される。

李仲燮画伯と日本人妻のラブストーリー映画製作へ

2013年08月20日 18:47

「天才画家(천재화가」とうたわれる故李仲燮(イ・ジュンソプ:이중섭)画伯(19161956)と妻の山本方子(야마모토 마사코さん(韓国名:李南徳:이남덕)のラブストーリーを盛り込んだドキュメンタリー映画が日本で製作される。済州映像委員会(제주영상위원회によると、日本の映画製作会社が6月から日韓両国でドキュメンタリー映画「李仲燮の妻(이중섭의 아내」を撮影しているという。93歳の方子さん自身が主演し、李画伯との思い出を振り返る形で物語が進んでいく。李画伯は東京の美術学校で学んでいたころに方子さんと出会い、1946年に当時の咸鏡南道・元山で結婚した。朝鮮戦争が勃発すると、19511月から11カ月にわたり済州島の西帰浦市(제주 서귀포시で避難生活を送った。滞在期間は短かったが、済州で数々の傑作を生んでいる。方子さんは来月15日から5日ほど済州島の西帰浦市を訪れ、李画伯と暮らした市内の家や近所に造成された「李仲燮通り(이중섭거리」、作品や夫妻がやりとりした手紙などが展示されている「李仲燮美術館(이중섭미술관」などで撮影に臨む。映画は来年3月ごろ日本で試写会が行われ、来年9月ごろに公開される予定である。

デビュー10年目の東方神起

2013年08月19日 17:28

韓国の人気グループ、東方神起(동방신기17日、横浜市の日産スタジアムでデビュー10年目を迎えた。東方神起は2004年のデビューと同時に韓国歌謡界を席巻し、翌年に日本に進出して着々と人気を集め、トップ歌手になった。この日開かれた公演「東方神起 LIVE TOUR 2013TIMEFINAL in NISSAN STADIUM」は彼らの成長を証明する場だった。公演では26曲を歌い、東方神起の過去・現在・未来を披露した。1718の両日に動員した観客数は144000人。46月の5大ドームツアーを合わせれば、85万人のファンを動員したことになる。「これまで私が見た中で最も多い方が集まっていました。最高で胸がいっぱいでした。幸せという言葉で簡単に表現できないくらいです」(チャンミン:최강창민)。KPOPブームが起こる前の2005年に進出しただけに、最初は苦労も多かった。20081月に「Purple Line」でオリコン週間ランキング1位に浮上し、トップ歌手になるまで、どんなに小さな公演も断ることなく、ステージに立った。ユンホ(유노윤호は「日本に進出する時に『ひとつひとつ上がっていこう』とチャンミンと話していた。これが現実となった。約束を守った男になったようで、気分がいい」と話す。チャンミンも「小規模の公演場で出発し、今では多くの観客が集まるほど成長したことを感じる」とうなずいた。東方神起は25日に大阪、31日に東京で開かれる音楽フェスティバル「anation」を通じ、日本での活動を続ける。「ステージで観客を魅了したい欲はあります。歌手としてステージでの『うぬぼれ』、ある意味では『プライド』がないと言えばうそでしょう。私たちをより成長させ、一生懸命に努力させる原動力です」(チャンミン)。「私は常に『東方神起はこれからが始まり』と話してきました。デビュー10周年も近づいてきましたので、これから東方神起の真価が出るのではないかと謙虚に言ってみます」(ユンホ)。

38度線はポツダムで用意された

2013年08月18日 22:07

19457月のポツダム会談当時、韓半島の分割ラインを構想したといわれる故ジョン・ハル米国陸軍参謀本部作戦部長の証言が、初めて公開された。それによると「われわれはソウルのすぐ北に線を引くべきだと考えた。ゆえに38度線はポツダムで用意された。」韓半島を38度線で分割する案は日本の降伏4日前に急きょその場で決まったと考えられていたが、それよりずっと前にソ連軍の韓半島進駐を予想して慎重に分割案を決めた可能性を示唆しており、注目されている。李完範(イ・ワンボム:이완범)韓国学中央研究院教授は、13日に出版した研究書『韓半島分割の歴史』で、米国の国立公文書館で最近発見した資料を掲載した。この資料は、ハル中将が49617日に米軍のハリス大佐から受けた電話インタビューを記録したものだ。ハル中将は、ポツダム会談当時を回顧するインタビューで「ジェームズ・バーンズ国務長官は、米国がソ連と共に韓国を分割することを望んだ。バーンズ国務長官は、米国が韓国に上陸すべきだと主張した」「味方の戦略家は、三つの主要な港に注目し、このうち2港(仁川・釜山)をわが方に含めなければならず、ソウルのすぐ北に線を引くべきだと考えた。このため38度線に沿ってラインを引くのが最良の位置だと判断した」と証言した。これまで38度線の確定は、ソ連の対日宣戦布告から3日後の811日早朝、米国SWNCC(国務・陸軍・海軍調整委員会)の戦略政策部門で急きょ決められたというのが定説だった。ソ連軍の南進を食い止めるため、わずか30分で『ナショナル・ジオグラフィック』誌の地図の上に米ソ軍事境界線を引いた、とされてきた。しかし李完範教授は、「ハル中将の証言記録などを見ると、少なくとも半月ほど早い725日ごろには、ポツダムでハル中将によって38度線が確定されたと見るべき」と語った。米国はすでに、ソ連軍の参戦と勢力拡大を予想していたというわけだ。実際、725日以降に米ソが作成したあらゆる計画案や地図には、38度線での韓半島分割が既定の事実であるかのように登場する。811日の「38度線確定」は、ハル中将がポツダムで描いた「38度線」の直接的継承だったというわけだ。李教授は「38度線での分割は、米国の細かい事前準備の上でなされた」と主張した。米国はソ連が参戦するずっと前から「将来の北東アジア地域におけるソ連の影響力けん制」を構想し、これが457月末にポツダムで「38度線」として具体化されただけだという。

慰安婦問題扱った動画がSNSで拡散

2013年08月17日 23:12

韓国広報の専門家として知られる誠信女子大学(성신여자대학교)の徐敬德(ソ・ギョンドク:서경덕)教授が制作し、15日にユーチューブに投稿した動画「韓国人が知っておくべき歴史の話・第1弾 日本軍『慰安婦』編(한국인이 알아야 할 역사이야기 #1 일본군 '위안부')」が、短文投稿サイトのツイッターや交流サイトのフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて急速に広まっている。ユーチューブでの再生回数は2日目にして2万回を超えた。9分ほどのこの動画は、慰安婦の名称に関する問題を解説している。冒頭で、ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦を象徴する少女像について説明し、慰安婦に対する表現として「挺身隊」と「従軍慰安婦」が最もよく使われているが、いずれも不適切な表現だとしている。旧日本軍は女子挺身隊、または女子勤労挺身隊という名称で労働力も搾取したが、この女性らの相当数が慰安婦として連行された。このため「挺身隊」という言葉が自然と「日本軍慰安婦」を指す言葉になったが、性奴隷生活を送った慰安婦とは根本的に異なると指摘している。また、従軍慰安婦の「従軍」は軍に従うという意味で、自発的意思が込められた言葉だと説明している。さらに、慰安婦が強制動員された歴史的背景、軍人を相手に性行為を強要された状況などを説明している。そして再び1085回目を迎えた水曜集会の現場に変わり、「日本は正しい歴史教育をせよ」といったスローガンを叫ぶ参加者の姿と、安倍首相や日本の国会議員の演説が交互に映し出される。慰安婦問題は韓国だけの歴史問題ではなく全世界が関心を持って癒していくべき歴史だと訴えている。ソ教授は「韓国でさえも日本軍慰安婦のことを今でも『挺身隊』『従軍慰安婦』と正しくない言葉で呼んでいるのを見て、これまで謝罪をしない日本ばかりを非難し、肝心のわれわれ自身の姿を反省してこなかったことを残念に思った」と打ち明けた。今後は独島、旭日旗、靖国神社、東北工程問題など10のテーマを選び、動画を制作するという。

www.youtube.com/watch?v=_aw9yHPEKzQ

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