李仲燮画伯と日本人妻のラブストーリー映画製作へ

2013年08月20日 18:47

「天才画家(천재화가」とうたわれる故李仲燮(イ・ジュンソプ:이중섭)画伯(19161956)と妻の山本方子(야마모토 마사코さん(韓国名:李南徳:이남덕)のラブストーリーを盛り込んだドキュメンタリー映画が日本で製作される。済州映像委員会(제주영상위원회によると、日本の映画製作会社が6月から日韓両国でドキュメンタリー映画「李仲燮の妻(이중섭의 아내」を撮影しているという。93歳の方子さん自身が主演し、李画伯との思い出を振り返る形で物語が進んでいく。李画伯は東京の美術学校で学んでいたころに方子さんと出会い、1946年に当時の咸鏡南道・元山で結婚した。朝鮮戦争が勃発すると、19511月から11カ月にわたり済州島の西帰浦市(제주 서귀포시で避難生活を送った。滞在期間は短かったが、済州で数々の傑作を生んでいる。方子さんは来月15日から5日ほど済州島の西帰浦市を訪れ、李画伯と暮らした市内の家や近所に造成された「李仲燮通り(이중섭거리」、作品や夫妻がやりとりした手紙などが展示されている「李仲燮美術館(이중섭미술관」などで撮影に臨む。映画は来年3月ごろ日本で試写会が行われ、来年9月ごろに公開される予定である。