人間が歴史を振り返るのは過去から学ぶためだ。現在の目で過去を見て、そこから得た教訓で現在を理解し、未来に対応する。2014年の甲午年の入り口で120年前の甲午年を考え、今日の韓半島情勢は120年前と似ているという声を検証する。時代の流れと情勢を正しく読み取れず、列強の角逐の場に転落し、国権侵奪された当時と似ているということだ。半分は正しく、半分は違う言葉だ。強大国の間で微妙な選択を要求されていて、国論が分裂し、葛藤を経験しているのは似ている。しかし現代の韓国は無知蒙昧な弱小国の朝鮮ではない。グローバル体制に完全に編入された世界15位の経済大国だ。それでも120年前の状況を思い出させる決定的な理