米ビルボード（빌보드）電子版は15日（現地時間）、K-POPに関するコラムコーナー「K-Town」で、東方神起（동방신기）のデビュー10周年の意味と活躍ぶりを取り上げた。ビルボード（빌보드）は、東方神起（동방신기）のデビュー10周年は韓国だけでなく世界的にも祝うべきことだと評価した。その上で「10年経っても東方神起（동방신기）はK-POPの王座を占めている。多くのアイドルグループが5年を超えようと奮闘するが、東方神起（동방신기）は記録を更新し続けており、ほかのグループより一歩先を進んでいる」と讃えた。また、東方神起（동방신기）の活躍ぶりや記録についても10テーマに分けて詳しく紹介した。6日（現地時間）には、東方神起（동방신기）のニューアルバム「TENSE」についても取り上げ、「カシオペア（카시오페아：東方神起のファンクラブ）だけでなくマイケル・ジャクソン（마이클 잭슨）やブルーノ・マーズ（브루노 마스）らが好きなR＆Bファンも満足させるアルバム」と評した。

 在日韓国人らに対しヘイトスピーチが公然と行われる「嫌韓デモ（혐한 시위）」に反対する動きが日本の韓流ファン（한류 팬）によるインターネットでの抗議から始まったとの分析が出された。弘益大（홍익대）の金雄基（キム・ウンギ：김웅기）助教授（政治学）が在外韓人学会（재외한인학회）で発表した論文で日本の嫌韓デモをめぐる動きを分析した。論文によると日本で嫌韓デモが本格化したのは2006年に「在日特権を許さない市民の会（재일 특권을 허용하지 않는 시민 모임）」（在特会：재특회）が結成されてからだ。2009年12月に京都朝鮮第一初級学校（교토조선 제1초급학교）周辺でデモを始め、11年にはフジテレビの番組編成が韓流コンテンツ（한류 콘텐츠）に偏っていると主張して抗議デモを行った。12年からは東京・新大久保（신오쿠보）で大規模な嫌韓デモ（대규모 혐한 시위）を行った。一部インターネットユーザーから支持を集め昨年末には会員数が1万4000人に達した。一方、これに対抗する動きが日本の若いK-POPファン（케이-팝 팬）らの小さな抗議から始まり、嫌韓デモに反対する市民らを結集する契機となったと説明する。特に在特会が嫌韓デモで韓国関連の店舗を口汚く誹謗するなどエスカレートすると、K-POPファン（케이-팝 팬）らの抗議の声も高まり始めた。街頭で嫌韓デモを物理的に阻止する動きも始まった。嫌韓デモが開かれた昨年1月、短文投稿サイト「ツイッター」で嫌韓デモについて「『死ね』などと叫んで人の心を踏みにじることを『権利』と主張するのはばかばかしい」「日本人として恥ずかしい」といった非難のツイートが多数投稿された。これらの投稿が在日韓国人のフリーライター、李信恵（イ・シンヘ：이신혜）氏らのインターネットの記事を通じ紹介されたことが、嫌韓デモに抗議する「カウンターアクション（카운터 세력）」が始まるきっかけとなったと分析した。昨年2月に新大久保で行われた嫌韓デモで初めて反対する市民らの街頭での活動が始まった。日本で生まれ育ち北東アジア政治を専攻した金助教授は「1月13日にも京都で嫌韓デモが行われた。昨年1年間に150回の嫌韓デモが全国で行われた。勢いは低下しているが大阪、京都では変わらない」と懸念を示した。

ジヨン（강지영）（20）がニコル（니콜）に続き再契約の意志を示さずKARA（카라）を離れることになった。 所属事務所DSPメディア（DSP미디어）側は15日、公式報道資料を通じて「ジヨン（강지영）が再契約の話し合いの中で留学したいという意思を明らかにした。４月まで事務所との専属契約期間と、予定されたスケジュールが残っている」と知らせた。続いて「ジヨン（강지영）は内容証明なしの延長契約に対する本人の立場が記載された通知書を通じて、『新しい合意案がない限り延長契約はしない』という立場を伝えてきた。事務所はジヨン（강지영）側と延長契約に対する追加の話し合いを行うつもりだった」とし、「当日、意図しない内容が報じられてジヨン（강지영）本人の意志を再度確認した。依然としてKARA（카라）を離れ、学業と演技者の道を進みたい立場であるとの伝達を受けた」と話した。これでKARA（카라）は、４月以降からギュリ（박규리）、スンヨン（한승연）、ハラ（구하라）を中心にチームを再編成して今後スケジュールを進めていく予定だ。

韓国野党、正義党（정의당）は15日、村山富市（무라야마 도미이치）元首相（89）の国会での特別講演実施を推進していると明らかにした。韓国内では行き詰まった両国関係の改善のために日本が植民地支配への反省と謝罪を表明した「村山談話（무라야마 담화）」を継承する意思を明確にすべきだとの声が高まっており、村山氏の訪韓に高い関心が集まっている。今のところ村山氏は来月11日から3日間の日程で韓国を訪れる予定だ。正義党（정의당）が主催し、韓日議員連盟（한일의원연맹）、「正しい歴史教育のための議員の会（올바른역사교육을 위한 의원모임）」など超党派の国会議員団が後援する。講演は12日に行われる。テーマは安倍晋三政権発足後の日本の右傾化と両国関係の改善策などになるとみられる。講演のほかに国会議長団主催の夕食会なども検討されているとされ、韓国政府高官との会談も注目される。村山氏の来韓は、昨年9月に社民党の議員団が韓国を訪れた際に正義党（정의당）が要請。先月末、村山元首相が応じる考えを示した。正義党（정의당）の沈相ジョン（シム・サンジョン:심상정）院内代表は「韓日関係の正常化が遠のき、北東アジアの緊張が高まっているため『村山談話（무라야마 담화）』の意味が大きくなっている。緊張関係の解消に向けた方策について虚心坦懐に議論できることを期待する」と述べた。ただ、村山元首相は高齢のため計画通り進むかは不透明な状況だ。昨年10月にも予定していた中国訪問を健康上の理由で中止している。朴槿恵（パク・クネ：박근혜）大統領は先ごろ、米ＣＮＮテレビとのインタビューで「現在の日本の指導者も、村山談話（무라야마 담화）と河野談話を継承することを明確にし、真意を疑いたくなる言行を慎んでほしい」と話した。

ニコル（니콜）が7年間所属したグループKARA（카라）を離れることになった。KARA（카라）の所属社DSPメディア（DSP미디어）は14日、KARA（카라）の公式ホームページで「これまで7年余り、KARA（카라）のメンバーとして苦楽を共にしてきたメンバー、ニコルは2014年1月16日付でDSPメディア（DSP미디어）との専属契約が終了する」と発表した。さらに「残念ながらKARA（카라）としての活動は終了するが、新たな出発を準備しているので、ニコルを応援してほしい」とした。DSPメディア（DSP미디어）はまた「KARA（카라）は今年、ソロ活動やアルバムリリースなど、積極的に活動していく計画。より新たな姿をお見せするので、KARA（카라）のメンバーを今後も変わらず応援してほしい」と要請した。なお、DSPメディア（DSP미디어）はまた、KARA（카라）メンバーのギュリ（박규리）、スンヨン（한승연）、ハラ（구하라）と2年間の契約更新を終え、今年4月に契約満了となるジヨン（강지영）は歌手活動と学業など進路をめぐり、もう少し時間をかけてよく考えることにしたと説明した。