SMエンタテインメント 日本の2社と合弁設立

2014年04月30日 18:08

韓国芸能プロダクション大手のSMエンタテインメント(SM엔터테인먼트)とエイベックスグループ(에이벡스 그룹)の芸能事務所、エイベックス・ヴァンガード(에이벡스뱅가드)、ユニバーサルミュージックジャパン(유니버설뮤직 재팬)の3社は30日、デジタル音楽ビジネスを手がける合弁会社「エブリシング・ジャパン(에브리싱 재팬)」を設立することで合意し、東京都内で調印式(조인식)を行った。調印式にはSMエンタテインメント(SM엔터테인먼트)の李秀満(イ・スマン:이수만)会長とエイベックス・ホールディングス(에이벡스 홀딩스)の林真司(하야시 신지)代表取締役、ユニバーサルミュージックジャパン(유니버설뮤직 재팬)の藤倉尚(후지쿠라 나오)社長が出席。デジタル音楽ビジネスで提携を強化することにした。合弁会社はデジタルコンテンツ分野で新たなビジネスモデルを展開する方針。SMエンタテインメント(SM엔터테인먼트)が開発し、韓国や海外で提供しているカラオケアプリケーション(가라오케 애플리케이션)「エブリシング(에브리싱)」を9月に日本で配信するなど、デジタル音楽市場で新規事業を創出する。一方、調印式では李氏が韓国で起きた旅客船沈没事故について言及。林氏と藤倉氏は犠牲者のために計1000万円を寄付する意向を表明した。SMエンタテインメント(SM엔터테인먼트)側は寄付金(기부금)を大韓赤十字社(대한적십자사)に伝達する計画だ。