FTISLANDのイ・ホンギの初主演映画 6月に日本で公開
韓国の人気ロックバンド、FTISLANDのボーカルで、ドラマ「美男(イケメン)ですね」などで俳優としても活躍するイ・ホンギ(이혼기)が初主演する映画「フェニックス 約束の歌(훼닉스 약속의 노래)」が、6月に日本で公開される。 この映画は人気絶頂のアイドルで自由気ままに生きるチュンイ(イ・ホンギ)が主人公。ささいなことで暴力事件を起こし、その罰として末期ガン患者のためのホスピスで社会奉仕活動をすることになる。クセのある患者たちにあきれたチュンイは、奉仕活動を早く終わらせるため、彼らが組んでいるバンド「フェニックス」の面倒を見ることに。素人の腕前なのに口ばかり達者なメンバーにいら立つチュンイだが、彼らの秘めた思いを知り次第にチュンイの中にも変化が生じる。アイドル志向の強いK-POPとは違い、歌と演奏に重きを置いた「FTISLAND」は、武道館のライブチケットが即売するほどの人気と実力を兼ね備えた5人組バンドである。なかでもメインボーカルのイ・ホンギは、日本でも大ヒットした韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」、市川由衣の相手役を務めた日本のTVドラマ「マッスルガール!」(毎日放送/TBS)などにも出演し、俳優としての活動もの定評がある。そのイ・ホンギが初主演映画に選んだのが「フェニックス 約束の歌」である。誰もが経験する“死”を前にして、死にゆく者と残される者、それぞれの交錯する思いを描き、限りある命の中で精一杯生きることの喜びを教えてくれる感動作だ。わがままで奔放なスターの顔の裏側で、繊細で傷つきやすい心をもった青年を、時にはコミカルな演技も交えて、ナチュラルに演じるイ・ホンギ。生きることをテーマにした本作で、爽やかな感動を呼び込んでくれそうだ。『フェニックス 約束の歌』は6月7日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開予定。これに先立ち、韓国では5月30日に封切られる。