20~30代の約85%「名節でも韓服着ない」
2016年02月05日 11:54
韓国の20~30代の約85%は、旧正月(설)や秋夕(추석:中秋節)の名節(명절)のときでも伝統衣装の韓服(한복)を着ないことが分かった。韓国の広報活動に取り組む誠信女子大(성신여대)の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク:서경덕)教授チームがソウル市と京畿道に住む20~30代の男女300人を対象に韓服に関するアンケートを実施した結果、84.7%が「名節に韓服を着ない」と答えた。「韓服を着る」との回答は15.3%にとどまった。韓服(한복)を着ない理由として、「不便(불편하고)」(35.3%)、「値段が高い(가격이 비싸고)」(33.0%)、「手入れが大変(관리가 힘들고)」(22.0%)、「流行遅れ(멋과 유행에 뒤떨어져)」(6.0%)などを挙げた。一方、「韓国を代表する韓服モデルは?」という質問では、女優のイ・ヨンエ(이영애)が34.0%でトップを占めた。次いで、バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ(김연아:18.7%)、ガールズグループmiss A(ミスエー:미쓰에이)のスジ(수지:12.3%)などの順だった。