高句麗料理再現イベント 埼玉県で来月27日

2016年02月17日 19:46

日本の社団法人日韓農水産食文化協会(사단법인 일한농수산문화협회)は3月27日に埼玉県(사이타마현)の高麗神社(고마신사)で「高麗を味わう~高句麗・韓国再現料理に舌づつみ!~(고구려를 맛보자-고구려·한국 재현 요리 체험)」を開催する。イベントは、同県日高市を中心に高句麗の末裔(고구려 후손들)が定住し高麗郡(고려군)を築いてから1300年になるのを記念して開かれる。1部では同協会会長で韓国料理研究家の趙善玉(チョ・ソンオク:조선옥)さんが高句麗の料理(고구려 음식)や朝鮮半島から日本に広まった食文化の流れを紹介する。2部では高句麗料理(고구려 음식)を再現し味わう。趙氏は17日、「韓国と日本の食文化のルーツである高句麗の料理を紹介し古代から続く両国の食を通じた交流を知ってもらいたい(한국과 일본의 음식 문화에 남아 있는 고구려의 흔적을 소개해 고대로부터 이어져온 양국의 음식 교류를 증명해 볼 작정)」と話した。趙氏によると、みそ(된장)やしょうゆ(간장)、酒(술)、ハクサイの漬物(절임 배추)など、韓国料理の原型の多くは高句麗料理(고구려 음식)に由来する。その料理が日本に伝わり日本で親しまれている野菜の漬物などになったという。趙氏は「参加者の募集開始日に定員に達するほど、大きな反響があり驚いた。韓流から始まった韓国文化への関心が食文化にまで広まった(한류에서 시작된 한국 문화에 대한 관심이 이제는 식생활에까지 널리 퍼졌다는 것을 실감했다)」と話した。