韓流スター公演を3Dで楽しむ「シネマ館が釜山」オープン、日本では韓流ブーム10周年記念事業計画
2013年05月07日 23:21
日本や東南アジアからの観光客向けに、韓流スターの公演のもようを3D(立体)で鑑賞できる専用館「K-POPシネマ釜山」が6日、韓国の釜山にオープンした。専用館は釜山の海雲台にある「映画の殿堂」の地下1階に設けられた。全34席。韓国のアイドル歌手やグループのコンサートの映像を流す。3D眼鏡をかければ、コンサート会場にいるような感覚を味わえるのた。平日は午後7時半の1回、週末は午後5時と8時の2回上映される予定で、予約で団体観光客向けの特別上映もするそうだ。オープン当日は歌手Rain(ピ)の公演が上映され、SUPER JUNIORやBIGBANG、INFINITEら人気グループの3D公演も予定。
一方、日本で韓国ドラマ「冬のソナタ」にはじまった韓流ブームの10周年記念事業が本格化しそうだ。まず来月6月中旬ごろから3カ月間、日本の韓流ファンによる投票を実施し、韓国ドラマの作品賞ベスト5、男女俳優賞ベスト3を選ぶ。年内に結果を発表して授賞式を行う予定だ。人気韓国ドラマの再放送や韓流関連本の出版なども行うとのこと。放送局や広告代理店なども巻き込み、最終的には100社以上を事業に参画させることが目標だそうだ。政治的に日韓関係が硬直した状況では、韓流は民間による大切な文化交流である。韓流から日韓の真の友好を築き、政治や経済にまで影響を与えることが大切である。ただ、最近は大ヒット作があらわれていないので、盛り上げるには若者にアピールできる作品が必要だと思われる。