韓国順天市で国際庭園博覧会が開幕式

2013年04月20日 23:46

昨年の麗水の海洋博に続き、韓国全羅南道順天市で国際園芸博覧会の「順天湾国際庭園博覧会」が今日20日に開幕した。昨日19日午後5時から開幕式が行われたが、国内外からの来賓や市民など約3000人が出席し、博覧会場の芝生広場や水辺のステージ一帯で開かれた。テーマは「地球の庭園、順天湾、生命を植える」で、開発ではなく保存のための庭園を造り上げ、都市の膨張を防ぎ環境を守るという「生命尊重と共存」「環境保護」の意志が表現された。開幕式直前のセレモニーでは、順天湾に対する市民の愛情を歌で表現した同博覧会のテーマ映像「月の庭園」や、ミュージカル「千年の庭園」、地域文化芸術団体連合による合唱が披露された。午後6時から始まる開幕式本番では、太鼓演奏が披露され雰囲気を盛り上げた。続いて、参加国国旗、博覧会旗、同博覧会を公認した国際園芸家協会(AIPH)の旗が入場し、23の参加国の国花をデザインした灯籠が水辺のステージ前に並べられた。組織委員会理事長の趙忠勲(チョ・チュンフン:조충훈)順天市長が公式開幕を宣言。政府代表やAIPH代表の祝辞に続き、国防部音楽隊員50人による演奏で開幕を告げた。開幕記念公演では、ポップオペラ歌手のイザベル・ジョーや多文化家庭(国際結婚家庭等)の子どもたち1004人、ガールズグループRAINBOW(レインボー)、博覧会広報大使の歌手玄淑(ヒョンスク:현숙)がステージを披露した。博覧会は20日から一般公開され、10月20日までの6カ月間行われる。期間中に一度訪れてみてはどうだろうか?