韓国鄭首相 「言語純化運動」強調

2013年10月09日 19:52

韓国の鄭烘原(チョン・ホンウォン:정홍원)首相は9日、ソウルの世宗文化会館세종문화회관で開かれた「ハングルの日」記念式典(한글날 경축식)で祝辞を述べ、青少年の言葉の乱れや言葉の暴力などが社会問題になっていることに対して「全国民的な言語純化運動が必要だ(범국민적 언어순화 운동이 필요하다)」と語った。鄭首相は「私たちは日常生活の中で卑語や俗語はもちろん、言葉の暴力までもが溢れているのを目にしている。時には暴力的な言葉が貴い命を奪う場合もある。特に成長期にある青少年に対する言語による暴力は物理的暴力に劣らない大きい傷を与えることもある」と語り、これを正すための運動が必要だと述べた。鄭首相は「私たち皆が韓国語の使い手であり主人公であり、韓国の言葉をさらに美しく発展させるためには国民皆の努力が何より重要だ」と繰り返し強調した。