韓国現代小説の読書会
2017年03月13日 19:03
駐日韓国大使館の韓国文化院(한국문화원:東京・新宿)が「韓国現代小説読書会2017 (한국 현대소설 독서토론회 2017)」を開催する。読書会は韓国関連書籍の出版社クオン(쿠온)の主管で4月26日、5月24日、9月20日の3回にわたり開かれる。課題図書はチョ・セヒ(조세희)の「こびとが打ち上げた小さなボール(난장이가 쏘아올린 작은 공)」(4月26日)、ハン・ガン(한강)の「少年が来る(소년이 온다)」(5月24日)、イ・チャンドン(이창동)の「男の中の男(진짜 사나이)」(9月20日)。読書会の討論を進めるモデレーター(진행자)は、翻訳家の斎藤真理子(사이토 마리코)氏、作家の星野智幸(호시노 토모유키)氏、映画監督の西川美和(니시카와 미와)氏がそれぞれ務める。同文化院の関係者は「ここ10年で韓国文学作品は毎年約20作品が日本で翻訳出版され、読者を集めている」とした上で、「読者が韓国に対する理解を高めることができるよう現代小説を読書会の課題図書に選定した」と説明した。