韓国次期大統領選候補の支持率調査

2016年12月21日 18:48

韓国の朴槿恵(パク・クネ:박근혜)大統領の弾劾訴追案が国会で可決され、次期大統領選の早期実施が予想される中、有力候補のうち、最大野党「共に民主党(더불어민주당)」の文在寅(ムン・ジェイン:문재인)前代表と潘基文(パン・ギムン:반기문)国連事務総長(UN 사무총장)が支持率でトップ争いを繰り広げている。韓国世論調査会社のリアルメーターが12~16日、全国の成人2528人を対象に実施した調査結果によると、文氏の支持率は前週より0.6ポイント上昇して23.7%となり、7週連続で首位を維持した。潘氏は1.7ポイント上昇の20.5%で、7週ぶりに20%台を回復し、文氏を追い上げている。ソウル近郊・城南市の李在明(イ・ジェミョン:이재명)市長(성남시장)は1.3ポイント下落の14.9%となり、支持率の連続上昇は4週で止まった。第2野党「国民の党(국민의당)」の安哲秀(アン・チョルス:안철수)前代表が8.3%で4位だった。政党支持率は共に民主党(더불어민주당)が1.8ポイント上昇の37.7%となり、前身の民主統合党が記録した最高支持率(41.0%)に次ぐ高水準となった。与党セヌリ党(새누리당)は17.2%、国民の党(국민의당)は12.2%だった。