韓国書籍のブックカフェ 東京神田神保町に7月開店
2015年05月18日 19:27
東京に初めて韓国関連書籍(한국 관련 도서)をメーンに取り扱うブックカフェ(북카페)ができる。日本で韓国文学書籍(한국 문학 서적)などを翻訳出版し「文学韓流(문학 한류)」の先頭に立ってきたCUON(쿠온:東京都中央区)が7月7日、本の町として知られる東京・神田神保町(간다진보초)にブックカフェ(북카페)「チェッコリ(책거리)」をオープンする。同社の金承福(キム・スンボク:김승복)代表取締役は17日、「気軽に本を読んで購入できる空間にしたい」と話した。また、「読者のために作家との対話や出版記念会、講演会、読書討論会などを開いて韓国の本を愛する人たちの店として運営していく」と紹介した。店名を「チェッコリ(책거리)」にした理由については、「昔、書堂(서당:朝鮮王朝時代の私塾)で本1冊を勉強し終えるたびに生徒が先生を料理などでもてなした伝統が『チェッコリ(책거리)』。本を通じて学ぶ喜びや労苦を祝っていた温かい伝統を受け継いでいきたいという思いから名づけた」と話した。カフェではコーヒー(커피)や韓国伝統茶(한국 전통차)、伝統菓子(한국 떡)、夜はマッコリ(막걸리)も提供する。交流の場として活用してほしいという。小説(소설)やエッセー(수필)、実用書(실용서)、語学書(어학서)、児童書(아동서)を中心に韓国語の原書(한국어 원서)3000冊と、日本語に訳された韓国書籍(일본어판 한국 도서)500冊が並ぶ予定だ。今後、5000冊に規模を拡大する予定。また、韓国の文房具類も販売する。オープン当日は韓国と日本の著名作家を招き記念講演会を(기념 강연회)開催する。