韓国国会 16年ぶりに少数与党の可能性
2016年04月13日 19:15
韓国国会議員総選挙(定数300、任期4年)の投票が13日実施された。地上波3社(KBS、MBC、SBS)が報じた出口調査では与党セヌリ党(새누리당)が過半数を獲得できず、16年ぶりに野党の議席数が与党を上回る可能性が出てきた。開票は同日午後6時の投票締め切り後から行われており、同午後10時ごろにも大勢が判明する。KBSはセヌリ党(새누리당)が121~143議席、最大野党「共に民主党(더불어민주당)」が101~123議席、新党「国民の党(국민의당)」が34~41議席になると予想した。MBCはセヌリ党(새누리당)が118~136議席、共に民主党(더불어민주당)が107~128議席、国民の党(국민의당)が32~43議席を確保すると予想。SBSはセヌリ党(새누리당)が123~147議席、共に民主党(더불어민주당)が97~120議席、国民の党(국민의당)が31~43議席になるとした。出口調査の結果通りなら、国会が少数与党となり、朴槿恵(パク・クネ:박근혜)大統領の政権運営に打撃になるとみられる。