韓国・羅州博物館 28~29日に日韓学術大会

2014年11月25日 18:12

韓国の国立羅州博物館(국립나주박물관)は25日、財団法人大韓文化研究院(재단법인 대한문화재연구원)、日本の国立歴史民俗博物館(역사민속박물관)と共同で28~29日に国際学術大会(제학술대회)を開催すると発表した。学術大会は「栄山江流域古墳の土木技術の旅程と時間を探し(영산강유역 고분 토목기술의 여정과 시간을 찾아서)」をテーマに羅州博物館(나주박물관)で開かれ、国内外の考古学の専門家9人が出席する。韓国南部・全羅南道の栄山江流域(영산강 유역)では最近、発掘調査の重要な成果が出ている。栄山江流域で発見された遺跡や遺物は5~6世紀の馬韓、百済時代(마한·백제)の社会変化の過程や影響関係を理解する上で重要な資料と評価されている。学術大会について、羅州博物館(나주박물관)関係者は「学界で注目されている栄山江流(영산강 유역)域の最新の考古学資料を集め論議する場で、栄山江流域(영산강 유역)の古代社会形成の主体だった馬韓(마한)、百済(백제)の実体を明かす新たな転機になると期待している」と話している。