韓国の景観を楽しむ自転車旅行

2013年11月12日 18:26

韓国の自転車旅行(자전거 여행)を外国に販売する専門旅行会社が登場した。先月27日、韓国の自転車旅行商品を初めて購入した外国人15人が自転車に乗って漢江(ハンガン:한강)のクァンナル광나루から出発し、八堂 (パルタン:팔당)ダムに向かって力強く走った。彼らは8泊9日の日程で「漢江(한강)~春川(チュンチョン:춘천)」と「驪州(ヨジュ:여주)~ 常州(サンジュ:상주)」コースを経て、安東(アンドン:안동)まで自転車で旅行した。  バイクオアシス(바이크 오아시스)のチェ・ボムソク(최범석)代表(46)は、韓国の自転車旅行商品を作ったフロンティアだ。  チェ代表(최 대표)は「アイルランド(아일랜드)では、外国人観光客の全体における9%が自転車旅行をするために入国する。2000年代初めのオーストラリア(호주)では、自転車旅行産業が毎年15%ずつ成長した」とし、「韓国もハードウェアを備えているから十分に可能性がある」とし、自転車専門旅行社を開いた理由を説明した。チェ代表(최 대표)は自転車旅行ばかり売るのではない。韓国の文化も一緒に知らせている。自転車旅行の参加者は春川(춘천)ではタッカルビ(닭갈비)を食べて、安東(안동)ではチムタク(蒸し鶏:찜닭)を食べながら韓国の味覚を一緒に楽しむ。ホテルに滞在することもあるが、伝統韓屋で宿泊するプログラムも用意している。韓国は自転車で旅行するのに打って付けだ。チェ代表(최 대표)は「今年8月、外国で自転車旅行の商品を販売している会社の代表8人が、韓国の自転車道路を見て感嘆して帰った」とし、「韓国は最近、5~6年の間に自転車道路は大きく増えているが、これを活用する商品は不足している」と説明した。スイス(스위스)から来たアルミン(아르민)さん(62)は「韓国は自転車道路もよく整っているし、治安もよくて安心して自転車を楽しむことができる」と評価した。チェ代表최 대표)は「自転車旅行の商品は、一般ツアーの商品より1.5倍から2倍ほど高い。5人当たり1人のガイドが必要で、サポート車両も常に同行するからだ」とし、「環境を考え、健康への関心が高まり、自転車旅行の人気はとどまるところを知らない。付加価値が高い産業で、今後のビジョンも高い」と述べた。