韓国と北朝鮮 平均寿命に大差

2015年12月21日 19:02

韓国(한국)と北朝鮮(북한)の平均寿命(평균수명)に12歳ほど差があることが分かった。韓国統計庁(통계청)の「2015北朝鮮の主要統計指標」によると、今年の韓国(한국)の平均寿命は男性が78.2歳、女性が85.0歳、北朝鮮(북한)は男性が66.0歳、女性が72.7歳で、南北の差は男性が12.2歳、女性が12.3歳だった。40年後の2055年には韓国男性の平均寿命(평균수명)が85.9歳、北朝鮮男性が71.4歳にそれぞれ延びるが、南北の差は14.5歳に拡大すると予想される。女性も韓国(한국)が89.8歳、北朝鮮(북한)が77.9歳に延びるが、その差は11.9歳に縮まる見込みだ。南北の平均寿命に開きがあるのは乳児の死亡率に差があるため。今年の北朝鮮(북한)の乳児死亡率は1000人当たり22.0人で韓国(2.9人)の7.6倍に上る。2055年の北朝鮮の乳児死亡率は7.1人に減少するが韓国(0.6人)に比べ高いと予想される。人口は、韓国(한국)は男性が女性よりやや多く、北朝鮮(북한)は女性が多い。女性100人当たりの男性数を示す性比は、昨年、韓国(한국)が100.1人、北朝鮮(북한)が95.3人だった。100を下回ると女性が男性より多いことを意味する。韓国(한국)の人口は男性2522万人、女性2520万4000人。北朝鮮(북한)は男性が1203万2000人、女性が1263万人に上る。


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