電力難の韓国で 原発が突然故障
2013年08月21日 19:29
日本と同様に記録的な暑さが続き電力難に陥っている韓国で、全羅南道・霊光郡(전남 영광군)にあるハンビッ原発6号機(원자력발전소 한빛 6호기)が21日午後2時44分ごろ、突然の故障で運転を停止した。これにより、450万キロワット台を維持していた韓国の予備電力が午後3時現在、369万キロワットにまで低下した。原発を運営する韓国水力原子力(한국수력원자력)は「現在、故障原因を調査中だ」としている。韓国では厳しい残暑が続く中、現在、電力警報(전력수급 경보)の1段階目に当たる「関心(관심)」(予備電力400万キロワット以上500万キロワット未満)が発令されている。今回100万キロワット級の原発1基が運転を停止したことから、電力需給に深刻な支障が出ることが懸念される。