釜山国際映画祭が10月1日開幕

2015年08月25日 23:05

今年20回目を迎える釜山国際映画祭(부산국제영화제:BIFF)が10月1日に開幕する。同映画祭組織委員会(부산국제영화제 조직위원회)は25日、記者会見を開き、招待作品など主要プログラムを発表した。今年は75カ国・地域から304作品が招待され、釜山市内の六つの会場で上映される。世界初公開となるワールドプレミア(월드 프리미어)では94作品が、自国以外で初公開されるインターナショナルプレミア(인터내셔널 프리미어)では27作品が披露される。オープニング作品にはインド(인도)の独立系映画界で注目を集める監督のデビュー作「Zubaan(주바안)」(原題)が、クロージング作品には中国人監督の作品「山が泣く(산이 울다)」(原題)が選ばれた。また、アジア最高の映画100作品の中から10作品を紹介する「アジア映画100(아시아영화 100선)」や、来年の韓国とフランスの国交樹立130周年を記念した特別展「私が愛するフランス映画(내가 사랑한 프랑스 영화)」も開かれる。中国の女優、湯唯(タン・ウェイ:탕웨이)やフランスの女優セリーヌ・サレット(셀린 살레)のほか、映画関係者らが同映画祭を訪問する予定だ。