釜山・太宗台海岸の絶景 2020年にモノレールで鑑賞
2017年02月16日 18:54
秀麗な海岸絶景として、国家指定文化財(국가지정문화재、名勝:명승)に指定されている釜山(プサン:부산)の太宗台(テジョンデ:태종대)。2020年からは地上5メートルのところに設置されたモノレール(모노레일)に乗ってこの絶景を鑑賞できるようになる見込みだ。釜山市が2019年末をめどに太宗台モノレール(태종대 모노레일)を建設する。市はこれに伴い、今月20日に影島区(ヨンドグ:영도구)文化芸術会館(문화예술회관)で住民説明会を開く。地上5メートルの高さに建設される太宗台モノレール(태종대 모노레일)は98人乗り3両編成で投入される。太宗台管理事務所(태종대관리사무소)~チャガル広場(자갈마당)~展望台(전망대)~太宗寺(태종사)~管理事務所(관리사무소)まで3.7キロを週末6分、平日8分間隔で循環運行する。運賃は大人1人1万ウォン(約990円)未満が検討されている。モノレール(모노레일)は、現在太宗台循環道路に沿って運行中のタヌビ列車(다누비 열차)の後を引き継ぐ。タヌビ列車(다누비 열차)が媒煙(매연)や騒音(소음)を誘発し、雨が降ると運行できないという短所があるからだ。モノレール(모노레일)は電気に動くため環境にもやさしいと釜山市関係者は説明した。釜山市はことし8月、民間事業者の公募を経て事業者を選定した後、来年上半期に行政手続きを終えて下半期着工に入る考えだ。完工目標は2019年末。釜山市観光開発推進団(부산시 관광개발추진단)のチョ・ヨンレ(조용래)団長は「エコモノレールが地域経済と観光の活性化に役立つだろう」と述べた。