農楽 ユネスコ無形遺産登録
2014年10月30日 18:31
韓国文化財庁は29日、国連教育科学文化機関(ユネスコ:유네스코)の補助機関が韓国の「農楽(농악)」について無形文化遺産(인류무형유산)に登録するよう勧告したと発表した。登録勧告が行われると、通常、同年開催されるユネスコ政府間委員会でそのまま登録が認められるため、農楽が韓国の17番目の無形文化遺産となる見通しだ。今年の政府間委員会は来月24~28日にフランス・パリのユネスコ本部で開催される。 ユネスコが同日ウェブサイトで公開した登録評価結果書によると、農楽は補助機関での審査において、全員一致で登録勧告となった。また「北朝鮮のアリラン(북한 아리랑)」も登録が勧告された。登録が決まれば北朝鮮の無形文化遺産登録は初めてとなる。「韓国のアリラン(한국 아리랑)」は2012年12月に開催された政府間委員会で無形文化遺産として登録が決まった。日本では「和紙 日本の手漉和紙技術」が登録勧告を受けた。