記録的な猛暑 韓国で2日間で死者6人

2013年08月10日 14:38

日本も猛暑続きで、熱中症の被害が続出しているが、韓国でも全国的に記録的な猛暑が続き、8、9日の2日間で6人が熱中症とみられる症状などで死亡したことが分かった。9日午後、済州島・漢拏山で登山客が呼吸混乱で倒れ病院に運ばれたが、死亡が確認された。8日は慶尚南道・梁山で60代の男性が熱中症とみられる症状で死亡するなど、5人が亡くなった。韓国南東部・蔚山では8日の最高気温が38.8度まで上がり、一部観測地点では40度を記録したほか、ソウルは32.8度を観測するなど、全国で今夏一番の暑さとなった。蔚山は観測を始めた1932年以来、最も高い気温を記録した。9日も蔚山で38.4度を観測するなど、全国的に厳しい暑さが続いている。