現代車のタイムズスクエア広告看板が人気
2013年12月30日 23:41
今年7月、米ニューヨークの心臓部タイムズスクエアでちょっとした騒ぎがあった。現地人と観光客がある企業の広告看板の前に集まったため、秩序維持のために警察が出動する事態が発生したのだ。現代自動車の双方向屋外広告看板だった。現代車は昨年12月、タイムズスクエアにカメラと2つの大型スクリーンを上・下に設置した。カメラは現場の人たちを撮り、上側のスクリーンに映し出す。上側に登場した顔は歌手PSYの顔や現代車に乗った姿に合成され、下側のスクリーンに登場する。この広告看板を見た通行人は拍手をしたり、笑いを浮かべる。「現代ブリリアントイメージショー」「現代ブリリアントムービー」という名前がついたこの広告は人気が高まって問題になった。通行人が広告看板に自分の顔を出そうと真ん中に集まり、事故の可能性まで提起されたのだ。このためタイムズスクエア管理要員と警察が出動してバリケードをつくり、人々を列に並ぶ事態が発生した。現代車は2011年にもここに携帯電話で大型スクリーンの中のベロスターを操縦できる双方向屋外広告を出し、注目を集めた。現代車の関係者は「消費者に一方的にメッセージを伝える従来のコミュニケーション方式は限界に直面した」とし「タイムズスクエアの広告は消費者と疎通するという現代車の真心が現地消費者の要求とうまく合致した例」と話した。