江陵でホテル建設ラッシュ

2016年07月22日 18:46

2018に韓国で開催される平昌冬季五輪・パラリンピック(평창 동계 올림픽 및 장애인 올림픽)を成功させるために北東部の江原道江陵市(강원 강릉시)が推進している民間資本誘致事業が順調に進んでいる。平昌冬季五輪(평창 동계올림픽)の競技場は江原道の平昌郡、江陵市、旌善郡に計12カ所あり、雪上競技場が集まる「平昌マウンテンクラスター」と氷上競技が行われる「江陵コースタルクラスター(강릉 코스 타루 클러스터)」に分けられる。昨年は民間企業5社が五輪特区開発事業施行者の指定を受け、このうち4社は江原道知事から特区における施行計画の承認を受けた。承認を受けて現在施工中の事業はスカイベイ鏡浦ホテル(스카이 베이 경포 호텔:534室)、セントジョンズ鏡浦ホテル(세인트존스 경포호텔 :1091室)、SMホテル(350室)の建設だ。正東津チャイナドリームシティー(정동진 차이나 드림 시티:948室)は8月着工予定で、五輪開催前にはホテルがすべて完成し、宿泊施設不足の解消につながる見通しだ。また8日に江原道で開催された特区開発事業施行者指定評価委員会(특구 개발 사업 시행자 지정 평가 위원회)では新たに2社が特区開発事業施行者に指定され、520室規模のホテル建設を推進している。江陵市の関係者は「大規模な民間資本誘致事業を通じて冬季五輪開催を成功させ、さらに江陵市を世界的な滞在型観光都市にする」と話した。