正祖大王陵行車 221年ぶりに再現

2016年09月03日 18:36

朝鮮第22代王の正祖(정조:1752-1800)が父の思悼世子(사도세자)の墓(顕隆園、現在の隆陵:현륭원·현 융릉)を参った際の行列「正祖大王陵行車(정조대왕 능행차)」が221年ぶりに再現されることになった。ソウル市と衿川区、水原市(수원시)は来月8日と9日に正祖大王陵行車(정조대왕 능행차)を共同で再現することで一致し、2日にソウル市庁で覚書を交わした。ソウル市は「正祖が水原華城を築城(1796年)してから220年となるのを機に、3つの自治体が共同で行事を行うことになった」と説明した。これまで正祖大王陵行車(정조대왕 능행차)の再現は水原市(수원시)が独自で行ってきた。水原市は毎年10月の華城文化祭期間中にこの行事を行い、ソウル市は2007年に1回だけ江北地域でのみ(昌徳宮:창덕궁-ノドゥル島:노들섬)で陵行車(능행차)を再現したことがある。そのため全区間にわたり陵行車(능행차)が再現されるのは今回が初めてだ。