正祖大王の墓参行列再現
2016年10月09日 21:54
朝鮮22代王の正祖(チョンジョ:정조)が、父の思悼世子(サドセジャ:사도세자)の墓である京畿道華城(キョンギド・ファソン:경기도화성)の隆陵(ユンルン:융릉)を訪ねる「正祖大王陵行次(정조대왕 능행차)」を再現する行事が8日と9日の2日間にわたり開かれる。ソウルから水原(スウォン:수원)まで47.6キロメートルを進む行列は正祖の母の恵慶宮洪氏(ヘギョングンホンシ:혜경궁 홍씨)の還暦祝いを記録した「園幸乙卯整理儀軌(원행을묘정리의궤)」に基づいて再現された。ボランティアメンバー、学生、市民、軍人ら3093人が参加し、368頭の馬が動員された。8日午前に昌徳宮(チャンドックン:창덕궁)を出発した行列が東部二村洞(トンブイチョンドン:동부 이촌동)とノドゥル島(노들섬)をつなぐ浮き橋を利用して漢江(ハンガン:한강)を渡っている。