次期駐日韓国大使 韓日関係の正常化に尽力を約束
次の駐日韓国大使に内定した柳興洙(ユ・フンス:유흥수)韓日親善協会理事長(76)は23日、「韓日関係を正常に戻すことに最も力を入れる(한·일 관계를 정상으로 복원하는 데 가장 역점을 두겠다)」と語った。柳氏は「大使就任の要請があった時、私の年齢もあり、政府に負担がかかるのではないかと考えて迷った。友人であり、大学の同期でもある金淇春(キム・ギチュン:김기춘)大統領府秘書室長に『そうでなくても人事問題で騒々しいのに、私が負担をかけてしまうことになるのでは』と言った。しかし、金室長に『友人だからというのではなく、韓日関係をうまく解決するには君が必要だ。大統領もそのようにおっしゃった('친구라서 봐주는 것이 아니라 한·일 관계를 정말 잘 풀려고 하는데 거기에 당신이 필요하다. 대통령께서도 그렇게 말씀하셨다'고 말해 수락하게 됐다)」と言われたので承諾した」と語った。現在、韓日親善協会理事長(한·일친선협회 이사장) を務めている柳氏だが、「日本の政界が世代交代を終えた状況にあるのに『昔の人脈』で両国関係を解決できるのか」という指摘に対しては「そういう指摘は間違っている」と述べた。柳氏は「パートナーとして共に仕事をした額賀福志郎(누카가 후쿠시로)日韓議員連盟会長(일·한의원연맹 회장)、官房長官や文部科学相などを務めた河村建夫(가와무라 다케오9議員らが今も現役議員として活躍している。アジア太平洋議会フォーラムで麻生太郎(아소 다로)現副首相(현 부총리)に数回会い、安倍晋三(아베 신조)首相(총리)とも、その父・安倍晋太郎(아베 신타로)議員の弔問で会っている。以前に首相をしていた時(第1次安倍内閣、2006-07年)にも会ったことがある」と言った。今回の人事について、NHKなど日本のメディアは「両国関係を建て直そうという意図がある(양국 관계를 재건하려는 의도)」と評している。