東大門にミニパンダ
2015年05月29日 19:55
東大門のランドマーク・東大門デザインプラザ(DDP)に、かわいいミニパンダの大群が登場した。異様な光景に立ち止まる人たちもいたが、実はこれ「WWF(世界自然保護基金:세계자연보호기금)」による「1600匹パンダ+の世界旅行(1600판다의 세계여행 프로젝트)'1600 판다+」というパブリックアートプロジェクトである。全世界の野生パンダの数と同じ1600体の置物を展示して野生動物保護야생동물 보호を訴える企画だ。イタリア、ドイツなどで好評を博し、今月23日に韓国にも上陸!現在プレイベント中で、ソウル市庁前広場や江南강駅前に続き、今回DDPにも姿を現した。並べられているのは再生紙でつくられたパンダたちで、表情やポーズは1600匹全部違うとのことである。向かい合ってお話をしているもの、ピラミッドのように重なり合っているものなど、ひとつひとつじっくり観察したくなるパンダがいっぱいだ。突如あらわれたパンダにとまどいつつ、人々は写真撮影に夢中である。会場の芝生広場にはバラ型のLED照明も植えられているので、夜には白く光る約2万5千本のバラとパンダの幻想的なコラボが楽しめる。パンダたちは31日(日)Nソウルタワーに移動し、その後、韓国全国7ヶ所でのプレイベントを終え、7月に蚕室のロッテワールドモール前でメイン展示が行なわれる予定だ。