東京国際ブックフェアに韓国人作家が参加
2016年09月19日 22:09
23日から25日にかけて東京ビッグサイトで開催される東京国際ブックフェア(도쿄국제도서전)に韓国の女流作家、金仁淑(キム・インスク:김인숙)氏と千雲寧(チョン・ウンヨン:천운영)氏が参加する。韓国文学翻訳院が19日、伝えた。ブックフェアでは今年、翻訳院の支援により日本で作品を出版する両作家を日本の出版関係者や読者に知ってもらうためのイベントが行われる。千氏は今年の初めに長編小説「生姜(생강)」を新幹社(신칸샤)より出版した。金氏は短編集「アンニョン、エレナ(안녕, 엘레나)」を年内に書肆侃侃房(쇼시칸칸보)から出版する予定だ。両作家は24日午後にサイン会や読者との交流会、翻訳者との対談などを行い、25日午後には「韓国小説を読む愉しみ(한국 소설을 읽는 즐거움)」をテーマに講演する。ブックフェア開催前の22日には福岡女子大(후쿠오카여자대학)と同大同窓会、翻訳院(번역원)が共催するイベントが福岡で行われ、歌人で小説家の東直子(히가시 나오코)氏と千氏、金氏による講演会が行われる。