束草港に国際旅客ターミナル 来年完成予定
2016年04月05日 20:38
韓国東海岸の江原道(강원도)・草束(속초)の束草港(속초항)で国際旅客ターミナル(국제여객터미널)の建設が5日、始まった。382億ウォン(約37億円)が投じられ、規模は地上3階建て、建築面積は9908平方メートル。来年7月の完成を目指す。韓国政府は海外のクルーズ旅行客を呼び込むため、各地にクルーズ船専用バースを増やすなどしてクルーズ産業の活性化を進めており、草束(속초)は仁川などとともにクルーズ船専用バースの建設地に選ばれている。2018年には同じ江原道の平昌(평창)冬季五輪(동계올림픽)が開催されるため、大型クルーズ船(대형 크루즈 선박)の寄港が可能となる設備が整えば、各国の選手団や観光客を早く安全に迎えることができるようになる。江原道(강원도)は旅客ターミナル(여객터미널)が観光拠点としての美しいランドマークになると期待している。