韓国初女性大統領、朴槿恵大統領就任

2013年02月25日 14:54

韓国初の女性大統領である朴槿恵(パク・クネ)大統領は25日、ソウル・汝矣島の国会議事堂前広場で、第18代大統領就任式を行い、朴槿恵政権が正式にスタートした。 朴大統領は就任辞で「雇用創出、福祉拡充、安保を土台に『国民幸福時代』を開いていく」と表明した。日本からは首相が直接参加していた慣例を破り、麻生太郎副総理兼財務相が参加した。一方先日、安倍総理はワシントンで「韓国は最も重要な隣国だ。朴次期大統領とは今まで2度会って食事をした」と紹介し、「私の祖父(岸元首相)は朴次期大統領の父親である朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領と親友だった」と加えた。ちなみに、岸元首相は旧満州国で国務院総理のすぐ下のポストにあった総務処次長を務めた。朴正煕元大統領は日本統治下植民地時代の韓国で、当時日本国籍のまま満州国の首都・新京で陸軍軍官学校に入校・卒業して、日本の陸軍士官学校に留学した。第二次世界大戦終戦時は満州国軍中尉だった。