朝鮮通信使 日韓共同でユネスコ登録申請
2015年12月07日 19:29
釜山市と釜山文化財団(부산문화재단)は8日午後、同市内で「朝鮮通信使ユネスコ世界記憶遺産日韓共同登録の推進経過報告会(조선통신사 유네스코 세계기록유산 한일공동등재 추진경과보고회)」を行い、これまでの活動報告や今後の日程を発表する。日韓両国の世界記憶遺産登録推進委員会(한일 양국 세계기록유산 등재추진위원회)は登録申請に先立ち来年1月末に日本の対馬で共同登録調印式を行い、3月中に登録申請書をユネスコに提出する予定だ。登録の可否はユネスコの最終調査や審議を経て2017年7月ごろに決まる。日韓両国は今月2日、朝鮮通信使世界記憶遺産第9回共同学術会議(조선통신사 UNESCO 세계기록유산 제9차 한일공동학술회의)を開催し、登録項目や件数などについて暫定的に合意したとされる。釜山文化財団(부산문화재단)は12年5月、日本側に朝鮮通信使(조선통신사)を世界記憶遺産(세계기록유산)に共同登録することを提案。民間協議などを経て14年6月に共同登録推進委員会を発足させ、業務協力や学術会議を開催してきた。釜山市のイ・グンジュ(이근주)文化芸術課長(문화예술과장)は「両国が朝鮮通信使(조선통신사)の世界記憶遺産(세계기록유산)共同登録を推進することで、日韓関係が改善し経済交流の活性化が期待できる」と話した。