景福宮で夕食と夜景楽しむイベント

2017年03月02日 18:38

韓国文化財庁は2日、ソウル中心部にある朝鮮王朝時代の王宮、景福宮(경복궁)で20日から4月14日まで食事と夜景を楽しむ夜間イベントを開催すると発表した。文化財庁と韓国文化財財団は古宮の活用に取り組んでおり、昨年9月にテスト事業として初めてこのイベントを実施した。参加者はまず、王の食卓をあずかる焼厨房(소주방)で伝統音楽(국악)を聞きながら夕食を取る。メニューは王と王妃の日常の食事を現代風にアレンジしたもの。続いて側室や女官が過ごした建物や、蓮池に浮かぶ東屋の香遠亭(향원정)、第26代王・高宗(고종)の書斎だった集玉斎(집옥재)を見学する。ハイライトは慶会楼(경회루)の2階から望む仁王山(인왕산)と池の夜景だ。イベントは午後6時半からと7時40分からの1日2回開催される。定員は各60人、参加費は5万ウォン(約5000円)。チケットは7日午後2時からインターネット通販大手オークションで予約することができる。