映画「雪国列車」 韓国で公開初日に41万人

2013年08月01日 19:03

韓国・米国・フランスの合作のポン・ジュノ(봉준호)監督の新作映画「雪国列車(설국열차)」が韓国での公開初日に観客動員数41万人を超え、好調な滑り出しを見せた。韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、7月31日に全国848カ所の映画館で公開された「雪国列車」は、同日の観客動員数が41万8469人を記録し、ボックスオフィス1位に輝いた。同映画は韓国の大手製作・配給会社、CJエンタテインメントが400億ウォン(約35億円)以上を投資したほか、ソン・ガンホ(송강호)をはじめ、世界的俳優のクリス・エバンス(크리스 에반스)、エド・ハリス(에드 해리스)、ジョン・ハート(존 허트)ら豪華なキャストがそろう話題作。「雪国列車」はフランスの小説を原作とする。2013年最大の期待作のひとつとされ、ポン・ジュノ監督が「母なる証明」以降4年ぶりにメガホンを取った作品で、世界167カ国で公開される予定だ。あらすじは、気象異常ですべてが凍りついた地球で、生き残った人々を乗せた列車1台が終わりなく軌道を走っている。寒くて飢えた最後尾車両の人々がいる一方、酒に麻薬に派手に楽しむ人々…列車の中の世界は決して平等ではないのである。列車が走りはじめて17年目に、最後尾車両にいる若い指導者カーティス(クリス・エヴァンス)は長い期間かけて準備してきた暴動のために、列車の心臓部であるエンジンを目指して行く。