日韓民間交流センター「大邱ハル」

2015年02月12日 18:46

大邱(テグ대구)に日韓交流の架け橋の役割を果たす「日本訪問者センター(일본 방문자 센터)」ができた。名前は「大邱ハル(대구하루)」。大邱ハル(대구하루)は今月8日、大邱に暮らしている日本人と大邱市民などが参加するなか開所式が行われた。釜山(プサン:부산)日本総領事館(일본총영사관)の古村哲夫(고무라 데츠오)領事は開所式で「大邱ハル(대구하루)が大邱地域の日韓交流の拠点になるように願う」と話した。大邱ハル(대구하루)ができた前身が慶山監営(キョンサンカミョン:경상감영)だった大邱市中区西城路(テグシ・チュング・ソソンノ:대구시 중구 서성로)は日本との歴史が長いところだ。西城路(서성로)は日本植民地時代、日本人たちが主に暮らした地域だ。そのため当時の建築物がたくさん残っている。大邱ハル(대구하루)は1960年に建てられた建物で、大邱中区庁(대구 중구청)が近代建築物リフォーム対象(근대 건축물 개조 대상)に選定し、専門家の考証をベースに外観を生かしながらブックカフェ(북카페)として再誕生させた。大邱ハル(대구하루)は現在、日本語書籍2000冊余りと大邱近代史関連資料を所蔵している。また、旅行客を対象にサービスを提供して①日本語翻訳と通訳(일본어 번역과 통역)②日本関連情報の提供(일본 관련 정보 제공)③日本語・韓国語の教育(일본어·한국어 교육)④日韓交流のための人材派遣(한·일 교류를 위한 인재 파견)⑤日韓学術会議(한·일 학술회의)--などを推進する計画だ。日本で文学博士学位(문학박사 학위)を受けた大邱ハル(대구하루)のパク・スンジュ(박승주)代表(47)は「両国が互いに理解を深めることを追求していく方向」と話した。問い合わせ053-242-2727。