日韓児童作品交流展に安部首相夫人

2013年12月04日 20:03

安倍首相の昭恵夫人が3日、東京・四谷の韓国文化院で開かれた日韓児童作品交流展の表彰式に出席した。交流展は両国の小学生の作品をソウルと東京で展示するイベントで、今年で34回目を迎えた。昭恵夫人はイベント開始前に展示場を訪れ、日本と韓国の小学生による絵と作文を鑑賞した。昭恵夫人は強い表現で力が出るような絵が多かったと祝辞の中で感想を述べ、子供たちが絵を通じて交流することが日本と韓国の関係で重要だと話した。またこのような交流を通じて両国が未来を作っていくだろうと評価した。慰安婦問題、強制動員被害者訴訟、歴史認識などで冷え込んだ日韓関係に関しても、両国にはさまざまな難しい問題もあるがこのような子供の交流があるのは心強いと肯定的な展望を述べた。韓国のドラマやミュージカルのファンとして知られる昭恵夫人は、今年9月に東京で開かれた「日韓交流おまつり」に出席するなど日韓共同行事に積極的に参加している。このため夫である安倍首相に代わり、両国が政治・外交的に難しい関係ではあるが民間交流は活性化しなければならないとのメッセージを送っていると解釈されている。