日韓の「子どもの日」は5月5日
2014年05月06日 16:27
昨日は日本で「子どもの日(어린이날)」であった。実は韓国も5月5日が「子どもの日(어린이날)」である。ほかの国でも、この日を「子どもの日(어린이날)として記念しているのだろうか。世界的に認められた最初の「子どもの日(어린이날)」は、6月1日だ。1925年、スイスのジュネーブ(스위스 제네바)で開かれた国際児童福祉会議(국제아동복지회의)で、6月1日を「子どもの日(어린이날)」に定めた。今でも、中国・ロシアなど48カ国は6月1日を「子どもの日(어린이날)」として記念している。しかし、別の日を「子どもの日(어린이날)」に指定している国も多い。トルコは、子どもたちに愛国心を持たせるためという趣旨で、独立記念日の4月23日を「子どもの日(어린이날)」にしている。インドは、初代首相ジャワハルラル・ネルー자(자와할랄 네루)(1889-1964)の誕生日に当たる11月14日を「子どもの日(어린이날)」にしている。一方で米国には、国が指定した「子どもの日(어린이날)」はない。「1年365日全てが子どものための日」という趣旨からだ。日韓の「子どもの日(어린이날)」の一致は、偶然から始まった。韓国は1946年に、5月の第1日曜日を「子どもの日(어린이날)」に指定したが、当時の日付では5日だった。その後1961年からは、5月5日に日付を固定した。日本は、1948年に「子どもの日(어린이날)」を公表した。陰暦5月5日の「端午の節句(단오)」に、男子の健康な成長を祈ってきた伝統があり、これを陽暦に改めて「子どもの日(어린이날)」に指定した。