日本人が韓国・江原FCに年間シート寄付
2017年01月24日 14:36
韓国プロサッカー・Kリーグクラシック(1部)の江原FCが、サポーターの支援を得て恵まれない人々にサッカー観戦の機会を提供する「愛ゾーン」を年間運営することになった。江原FCは24日、「北部・江原道の平昌アルペンシアスキージャンプタワーサッカー場で開かれる2017シーズンのホームゲームで『愛ゾーン』を設置する」と発表し、「サポーターの寄付により、現在145席を確保した」と明らかにした。同FCは「愛ゾーン」を通じて江原道に住む恵まれない青少年などを招待し、競技を観戦する機会を提供するという。「愛ゾーン」の運営は、ある日本人サポーターの寄付から始まった。アイドルグループSHINee(샤이니)のメンバー、ミンホ(민호)さんのファンでもあるサポーターの呼びかけで、日本人サポーター112人が江原FCの年間シート112席を購入して寄付したのだ。江原FCのチェ・ユンギョム(최윤겸)監督はミンホ(민호)さんの父親だ。同FCはこのサポーターの意向に従い、専用シートを準備して恵まれない人々に提供することにした。韓国のサポーターらも計33席を寄付した。同FCは「各座席に寄付者の名前を表示し、より意味を持たせる計画」とし、「寄付を希望するサポーターがさらに現れた場合、愛ゾーンの規模を拡大したい」と伝えた。