日本の子供たち「希望の手紙」に参加
「兄さんのように学校に行きたくても行けない友人が多いという事実を知ってびっくりした。妹やおばあさんのために働いているとは本当にすごい。事実、私の弟(妹)は先天性疾患で小さい時に亡くなったよ。だから私は薬を開発する人になりたくて。私たちの必ず夢をかなえよう!」-(磯村美優:이소무라 미유、11歳の女の子)日本の子供たちがバングラデシュ(방글라데시)にいるアリフ(아리프:14)に手紙を書いた。アリフ(아리프)はバングラデシュ(방글라데시)北部地域の小さな村で双子の妹、祖母と生活する少年家長だ。学校の代わりに毎日、工事現場に出勤するアリフ(아리프)は一日じゅう働いて稼ぐ70タカ(타카)(約1100ウォン)を妹の学費や生活費に充てている。彼は苦しい生活の中でも飛行機の操縦士になるという希望は手放していない。日本の子供たちがアリフ(아리프)に激励の手紙を書いたのは、国際救護開発団体グッドネーバーズ(굿네이버스)の「希望の手紙(희망편지)」コンテストを通じてだ。このコンテストは小中高校生が低開発国の貧困層の児童の生活が紹介された映像を見てオン・オフラインで応援の手紙を送る行事で、2009年に韓国から始まった。子供たちの反応が良いとグッドネーバーズ굿네이버스は2013年から参加国を日本(일본)・チリ(칠레)・グアテマラ(과테말라)・インドネシア(인도네시아)に拡張した。国内の成功モデルを海外に伝播したのだ。グッドネーバーズ(굿네이버스)のチェ・ジュヒ チーム長(최주희 팀장)は「毎年世界で222万人余りの子供たちが低開発国の子供たちに手紙を送っている」と説明した。1991年に韓国隣人愛会(한국이웃사랑회)からスタートしたグッドネーバーズ(굿네이버스)は「地元生まれの非営利団体(NPO)」だ。海外から来たNPOが国内で活発な活動を行う中で、その反対に国内の救護事業を海外に拡張する独自の道を歩んできた。現在、米国や日本でも寄付金募集をしており計35カ国と連係した事業を展開している。またグッドネーバーズ(굿네이버스)はチリ(칠레)・インドネシア(인도네시아)・グアテマラ(과테말라)・ドミニカ共和国(도미니카공화국)など4カ国をモデル国として支援するために2013年から毎年ワークショップ(워크숍)も行っている。各国の募金担当の実務者が韓国に来て募金戦略や事例を学ぶ場だ。この団体のキム・ユンジュ国際協力センター長(김윤주 국제협력센터장)は「NPOの概念へのなじみが薄い国にNPOの役割と機能を知らせ、貧困などの社会問題を解決するために直接参加するよう教育している」と話した。