日本に残る韓国文化財めぐるフォーラム 

2016年09月24日 18:54

韓国文化財庁の国外所在文化財財団(국외소재문화재재단)は22日、日本にある韓国文化財の活用策を模索するため26~27日にソウル市内のホテルで学術フォーラムを開催すると明らかにした。フォーラムでは九州大(규슈대)の菊竹淳一(기쿠다케 준이치)名誉教授が日本に残る高麗時代の仏教絵画(고려시대 불교회화)について、千葉市美術館(지바시미술관)の河合正朝(가와이 마사토모)館長が朝鮮王朝時代の水墨画(조선시대 수묵화)をテーマにそれぞれ講演する。富山大(도야마대)の藤本幸夫(후지모토 유키오)名誉教授が日本に残る朝鮮半島の書籍(일본의 한국 전적)を紹介するほか、東京芸大(도쿄예술대)の片山まび(가타야마 마비)准教授が日本の朝鮮陶磁(일본 내 한국 도자)について論じる。また、京都大(교토대)の吉井秀夫(요시이 히데오)教授は京都帝国大(現・京都大)の考古学研究室の朝鮮考古学資料収集(교토제국대 고고학연구실의 한국 고고자료 수집)について発表する。現在、日本には国外文化財の42.5%にあたる7万1422点の文化財があり、このうち39%(2万7894点)についての調査が終わっている。同財団関係者は「今回のフォーラムが日本にあるわれわれの文化財に関する情報を共有し、さまざまな活用方法を模索する場になることを願う(이번 포럼이 일본에 있는 우리 문화재에 관한 정보를 공유하고, 다양한 활용 방법을 모색하는 자리가 되기 바란다)」と話した。