日本で韓国語方言の教材増加

2013年12月22日 23:08

韓国ドラマや映画などに登場する韓国語の方言を学ぼうとする日本人が増え、方言の学習教材が日本で相次ぎ出版されている。釜山の方言を学習する教材「話してみよう! 釜山語(プサンマル)(말해보자! 부산말)」が、語学書を専門に手がけるHANA(하나프레스)から出版された。168ページでCD付き、2200円。発音と文法、フレーズ、音声ドラマの3章で構成される。敬語や友達同士の言葉遣いのほか、釜山の基本知識や観光名所、郷土料理などに関する解説も収録された。出版社関係者は最近韓国で公開された映画「友へ チング2(치구2)」やドラマ「応答せよ 1994(응답하라 1994)」などで方言を聞く機会が増えたことで方言を学ぼうとする人が増え、方言の学習書が着実に売れていると説明した。釜山に続き、全羅道、済州島などの方言を扱った教材シリーズを出版する計画だ。