日中韓首脳会談 共同宣言の要旨

2015年11月01日 22:10

日本の安倍晋三(아베 신조9首相、中国の李克強(리커창)首相、韓国の朴槿恵(パク・クネ:박근혜)大統領は1日午後、韓国青瓦台(청와대:大統領府)で日中韓首脳会談한일중 정상회의を行い、北東アジアの平和と協力のための共同宣言を採択した。共同宣言の要旨は次の通り。3カ国協力は約3年半ぶりに開催された今回のサミットで完全に回復した。歴史を直視し、未来に向かうとの精神の下、関連する諸課題に適切に対処することや、2国間関係を改善し、3カ国協力を強化するために努力することで一致した。

北東アジアにおける平和協力実現동북아 평화협력 구현――3カ国首脳会談の定期的な開催を再確認――日本による「世界津波の日」制定提案を踏まえ、津波対策の啓発を実施

共同繁栄のための経済的社会的協力拡大공동 번영을 위한 경제 · 사회적 협력의 확대――包括的かつ高いレベルの自由貿易協定(FTA)実現のため、3カ国FTA交渉の加速に向け一層努力

持続可能開発促進지속 가능한 개발의 촉진――「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の正式な採択を歓迎――国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議で、法的拘束力があり、全ての締約国に適用される合意に向けて協力

市民間信頼理解向上시민 간의 신뢰와 이해의 향상――2018年の平昌冬季五輪、2020年の東京夏季五輪、2022年の北京冬季五輪などを念頭にスポーツ交流を促進――3カ国の人的交流の規模を2020年までに3000万人に増やすよう努力

地域国際平和繁栄する貢献지역 · 국제 평화와 번영에 기여――朝鮮半島での核兵器開発に関連する国連安保理決議や6カ国協議共同声明が忠実に実施されるべきとの認識を共有。緊張を引き起こすいかなる行動にも反対。意味のある6カ国協議のための共同の取り組みを継続

次回会談(다음 회담――2016年に日本が議長を引き継ぐことに期待