日中韓の自治体による交流会議、韓国・亀尾で開幕
2014年09月01日 19:21
「第16回日中韓3カ国地方政府交流会議(제16회 한중일 지방정부 교류회의)」が1日、韓国南東部の慶尚北道亀尾市(경상북도 구미시)で開幕した。4日まで開かれる会議には3カ国から計489人の地方自治体関係者が出席する。会議では「人文交流拡大を通じた日中韓交流の活性化」をテーマに発表や討論を実施。長崎県の石塚孝(이시즈카 다카시)副知事は江戸時代などに訪日した使節団、朝鮮通信使を中心に3カ国交流の新たな方向性を提示した。また、全羅北道全州市の曺捧業(チョ・ボンオブ:조봉업)副市長は3カ国地方自治体交流協議体の創設を提案した。また、韓国の大邱市と中国福建省福州市、韓国・忠清北道と山梨県など、3カ国11の自治体関係者が参加し、交流面談を行った。慶尚北道の金寛容(キム・グァンヨン:김관용)知事は歓迎のあいさつで、「3カ国は違いを克服し北東アジア地域の平和な未来を切り開くために努力すべきだ( 3국은 차이를 극복하고 동북아지역의 평화로운 미래 건설에 함께 노력하자)」と話した。