日中韓の文化都市交流を韓国・光州市で
2014年03月19日 19:33
日本、中国、韓国の文化都市が参加する東アジア文化都市交流(동아시아 문화도시 교류)行事が、韓国南西部の光州(광주)市で18日、開幕した。光州文化芸術会館(광주 문화예술회관)で「東アジア文化の光-光州(동아시아 문화의 빛―광주)」をテーマにオープニングセレモニーを実施。10月末までの約7カ月間、さまざまな交流公演や文化行事が開催される。日中韓の3カ国は、2012年の第4回日中韓文化大臣会合で東アジア文化都市の選定と交流行事の開催に合意。韓国の光州(광주)市、中国の泉州(취안저우)市、日本の横浜(요코하마)市を文化都市に選定した。18日の光州のオープニングセレモニーでは、泉州市の公演団による舞踊やマリオネット人形劇などが披露された。泉州市では先月13日に開幕し、文化行事が開催されている。横浜市も先月25日にオープニングイベントを行った。3都市は交流行事を皮切りに文化コンテンツの共同制作や販売、マーケティングを拡大させていく計画。このため光州市は今年、東アジア文化都市協議会(동아시아문화도시 협의회)を発足させる方針だ。15人のメンバーから成る官民合同協議体を構成し、都市間の文化交流協力専門公務員の派遣を受け入れて常設機関として運営する。また、来年開館する国立アジア文化殿堂に常設事務局を置く。国立アジア文化殿堂と連携し文化都市間の交流や映画(영화)、アニメ(애니메이션)、ゲーム(게임)、最先端映像(첨단영상)、デザイン分野(디자인분야)における文化産業の育成にも力を入れる。