日中韓で男児の女湯入場年齢制限にばらつき

2014年04月17日 15:11

韓国公衆浴場業者中央会(한국목욕업중앙회は、銭湯などの女湯(여탕)に入場できる男児남아の年齢を「満5歳未満(5세미만」から「満4歳未満(4세미만」に引き下げるよう政府に要請した。満4歳にもなれば「分かることは全部分かっている」というのが理由だという。日本の年齢制限は地域条例によって違うが、一般的には「満9歳以下(9세미만」と規定されている。最も厳しい京都で「満6歳未満(6세미만」だ。北海道は「11歳未満(11세미만」と最も緩い。男児が女湯に入ることは規制しながらも、清掃のためなら女性従業員は女湯にも男湯にも出入りできるということもある。混浴(혼욕OKになっていても大事な部分はタオルで覆い隠す習慣があるため、欧州のヌーディストビーチ(나체해변のような雰囲気ではない。中国でも各地方政府が条例を作ったり、ホテル(호텔のスパ(스파など高級公衆浴場では独自の基準を適用したりしている。例えば、河南省衛生庁は3月、「満3歳未満(3세미만」の制限政策を導入・実施している。ハルビン(하얼빈の四つ星クラスのホテル(4성급호텔)では入り口に身長制限があることを表示し、身長80センチ以上ならそれぞれ男女に分かれて入るよう説明している。この基準は日本はもちろん、韓国よりもはるかに厳しいものだ。鄭州(정저우)にある公衆浴場も、壁に赤い文字で「身長120センチを上回る男児は女湯に入ることを禁止する」と告知している。