文化的な三一節

2013年03月01日 16:20

今年の三一節(サミルジョル:独立運動記念日)の様子が少し変わってきている。以前ならば激しい反日感情を噴出させていたが、今年は多様な文化活動で独立運動を行っている。歌手キム・ジャンフン(46)は28日午前、ヘリコプターで独島へ行き、海洋警察の制服を着て撮影した写真を公開した。彼は名誉海洋警察で海洋警察の広報大使だ。独島の写真をSNSで広め、国内1000万人、世界2億人の携帯電話やコンピューターの初期画面にしようとするのだ。歌手ユン・ジョンシン、コメディアンのユン・ヒョンビン、カルトゥなど芸能人の写真も次々と公開されている。美術作品プリンティングアプリケーション「エイアート」は26日、漫画家キム・ジョンギ氏(38)とのコラボ映像「リメンバー3・1」を公開し、文化的な独立運動に加わった。3分30秒の映像では、太極旗(韓国の国旗)を持った柳寛順(ユ・グァンスン)烈女の姿から始まり、銃刀を突き付ける日本軍、これに対抗する独立運動家が万歳を叫ぶ場面に移る。キム・ジョンギ氏が3時間かけて筆ペンで描いた人物たちが太極旗の模様を描き出している。