教師が意図的左寄り教育 高校生が教育委員会に請願書提出

2013年04月03日 18:59

国語の教師が意図的に左寄りの教育していることを問題視し、高校生が教育庁(日本の教育委員会に該当)に請願書を提出していたことが分かった。江原道教育庁と、この生徒が通っている高校が4月2日発表した内容によると、江原道の某高校に通う2年生の男子生徒(17)は昨年11月、同道教育庁に「国語の教師が授業中、左寄りの教育をしている」として請願書を提出したのである。男子生徒は「問題の教師は教室に左寄りの内容の詩を張りだし、授業中には北朝鮮が目指す『高麗民主連邦共和国』を支持する発言をしたり、故・金大中(キム・デジュン)、故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)両元大統領を賛美するが、朴槿恵(パク・クネ)現大統領を『独裁者の娘』と批判した」と主張している。請願を受理した同道教育庁と学校側は、問題の教師に対し調査を行い、教師には生徒のうち、たとえ1人でも異なる考えを持つ可能性があるので、他人の考えを尊重するよう要請した。教師からは生徒たちとは円満な意思疎通を図るよう配慮するとの答えをもらい、それを記載した回答書を男子生徒に送った。だが男子生徒は、問題の教師がその後も左寄りの教育を続けていると主張している。男子生徒によると「この教師による左寄りの教育は、さらに深刻化している。またこの国語の教師のほかに、地理の教師も左寄りの教育をしており、近く再び請願を行うつもりだ。政治的な中立を守らなければならない公立学校の教師たちがこのような教育をしてはいけないと思い、請願を行うとともに、メディアにも知らせた」と話している。韓国では北朝鮮に対峙する上で、どちらかというと右寄りの教育を伝統的にしてきたが、韓国社会を容共的風潮に仕向ける地下工作が時代と共に功を奏してきているのである。それにしても、17歳の高校生がここまで自分の信念と考え方を明確にできるとは驚きである。日本の17歳は何が右寄りで何が左寄りなのかを考えてもいないだろう。日本社会を先導している各マスコミのうち、どこが右寄りでどこが左寄りなのかを判断すらできないかもしれない。