推定樹齢265年の王桜 済州で発見

2016年05月03日 19:16

韓国・済州道(제주도)で推定樹齢265年の王桜(왕벚나무)が発見された。国立山林科学院暖帯・亜熱帯研究所(국립산림과학원 난대아열대산림연구소)が3日、伝えた。樹齢は木片を抽出・分析して推定した。木の高さ높이は15.5メートル、太さ밑동둘레は4.49メートルで、これまでで最大の大きさという。済州(제주)で気象観測が始まった1923年から今までの平均温度、降水量、風速、平均湿度、年間日照時間などとの関係を分析した結果、この王桜(왕벚나무)は温度が高い年は生長速度が遅く、湿度が高い年は速かったことが分かった。これまで発見された中で最も大きく古いとされていた王桜(왕벚나무)は済州市内の自生地にあるもので、高さ15メートル、太さ3.4メートル、推定樹齢は200年だった。暖帯・亜熱帯研究所と済州道は王桜(왕벚나무)が気候変化に敏感である可能性に備え、保護対策を行い、今後も自生地の探索などを推進する計画だ。