慰安婦財団の金兌玄理事長にカプサイシン
2016年07月28日 21:50
28日に公式発足した慰安婦被害者支援のための「和解・治癒財団(화해·치유 재단)」の金兌玄(キム・テヒョン:김태현)理事長が「カプサイシンテロ(캡사이신 테러)」を受けた。金理事長김 이사장はこの日午後12時20分ごろ、ソウル中区巡和洞(서울 중구 순화동)のVABIEN II(바비엥 2차회의장)でおよそ30分間の財団発足記念記者懇談会(재단 출범 기념 기자간담회)を終えて建物の外に出た。車両のあった方向に移動中だった金理事長(김 이사장)に、突然、待ち伏せしていた男性1人が駆け寄り、金理事長(김 이사장)の顔に真っ赤な液体をかけた。現場でミネラルウォーターなどを使って液体を洗い流したが、金理事長(김 이사장)は目を開くことができず苦しんだため救急車で近くの江北サムスン病院(강북삼성병원)に運ばれて応急治療を受けた。男性がかけた液体はカプサイシン(캡사이신)であることが確認された。男性は現場で直ちに警察に取り押さえられた。この男性は財団設立の反対を主張したという。警察は犯行動機などを集中的に調査している。これに先立ち、金理事長(김 이사장)は記者懇談会で日本が拠出する財団予算10億円に関連し、被害者支援以外には別のいかなる目的にも使われないことを強調した。